【シャドウスラッシャーの特徴】
シャドウスラッシャーは、シャドウ400の発売から約3年後の2000年に発売された、派生モデルとなります。派生モデルなので、もちろんベースはシャドウ400。違う点は、シャドウ400はクラシカルスタイルであったのに対し、シャドウスラッシャーは車高が低くて長い「ロー&ロング」なスタイルとなっていました。フロントタイヤもシャドウ400より2インチ大きい、19インチを採用しています。
発売翌年の2001年にはプルバックハンドル(後ろに引っ張るような形状のハンドル)を採用した、シャドウスラッシャー プルバックハンドル仕様を発売しました。
その後は最終年の2008年までカラーチェンジが行われ、ファイヤーパターンのシャドウスラッシャー デラックスの発売をもって生産終了となりました。
後のシャドウカスタム400は、正式なアナウンスはありませんが、シャドウスラッシャーの後継モデルと言われています。
【シャドウスラッシャーの装備】
シャドウ400の派生モデルとして、王道でシンプルな装備も受け継いでいました。
ただ、フロントタイヤの19インチ化や、開発コンセプトの「ロー&ロング」によって引き下げられた車高、シート高は同年シャドウ400より50mmもダウンしています。
【シャドウスラッシャーのパワーユニット】
エンジンもシャドウ400の水冷V型2気筒エンジンを受け継いでいますが、点火時期の変更等、よりワイルドな乗り味にチューニングされています。