【ストリートカップの特徴】
ストリートカップは2017年に登場した、ボンネビルシリーズのアーバンスポーツです。
2016年に水冷化したボンネビルシリーズ同様に、水冷2気筒エンジンを搭載していました。
同時期に登場したストリートツインは、カスタムベースとしての役割を与えられていましたが、ストリートカップは、ストリートツインをベースとしたメーカーカスタムモデルとなっていました。
■ボンネビルのカフェレーサースタイル
ベースはストリートツインとなっていますが、大元はボンネビルシリーズ。
まさにボンネビルをカフェレーサーとしたスタイルで、取り外し可能なシングルシートカウルやセパレートハンドルなどで、個性と存在感が感じられます。
スポーティなライディングポジションで、旋回性能やスポーツ性能が大きく向上しています。
■ストリートカップの歴史
2017年に登場したストリートカップは、2カラーで生産が始まりました。
ただ、2018年には生産終了がアナウンスされ、1年限りのラインナップとなりました。
これにはしっかりとした背景があり、登場時点では新モデルとして発表されていましたが、本国トライアンフでは、限定モデルとしての販売を見込んでいました。
発売から1年の経った2018年の初頭に本国で生産が終了し、日本国内での販売も終了しました。
【ストリートカップの装備】
メーカーカスタムとして登場したストリートカップは、カフェレーサースタイルの装備として、ヘッドライト上のメーターバイザーやカフェレーサー風シート、バーエンドミラーなどを装備していました。
【ストリートカップのパワーユニット】
ストリートカップ専用にチューニングされたエンジンは、ピークトルクが約18%、中速域のパワーが約22%アップしていました。
また、電子スロットルの採用で、レスポンス性能も向上しています。
【ストリートカップのシャシー】
ストリートカップ専用開発のリアサスペンションを搭載しています。サスペンションユニットの全長は長くなっている為、他モデルとの互換性はありませんが、よりカフェレーサーらしいスタイルに貢献しています。