【フォルツァSの特徴】
フォルツァSは、初期のMF06型のフォルツァと同時に発売された、ABS搭載のバリエーションモデルです。
ABSシステム自体も前後ブレーキ連動式になっており、安全性を大幅に向上させたモデルとなりました。また、現在では一般的なアイドリングストップ機構も搭載していました。
ただ、ABS付きのモデルとしてではなく、上位のハイグレード版という位置づけでもあった為、マフラーにステンレス製のカバーの装着、アクセサリーソケットの装備などが設定されていました。
後継モデルのフォルツァZ(MF08型)からはABS付きモデルをSとはせず、直接車名末にABSとつける表記となりました。
2002年には、フォルツァと同様のマイナーチェンジを受け、シート下の収納容量の拡大やタンクキャップを鍵付きにするなどの変更をしました。
2002年のマイナーチェンジと同時に、メッキ処理を各部に施すなどした、限定カラーの特別仕様車をフォルツァ S Specialとして発売しました。
【フォルツァSの装備】
ABSの装着はもちろん、前後ブレーキとも連動している安全装備となりました。
また、フロントのインナーボックスには、12Vのアクセサリーソケットも装備されました。
フォルツァ「S」の由来は、安全装置の充実によるSafetyからきています。
【フォルツァSのパワーユニット】
基本構成はフォルツァと同じですが、アイドリングストップの採用により、環境性能は大幅に向上しました。また、燃費効率もかなり向上し、ハイグレード版としての役割を果たしました。