【フォルツァSiの特徴】
2013年にMF10型フォルツァの後継機種として、デビューしたのがMF12型フォルツァSiとなります。生産をタイ工場へ移動し、シンプルな装備で価格を抑えたモデルとなりました。これは、ビッグスクーターブームの終わりで、価格が高騰していたフォルツァの救済として行われました。
シンプルな装備とは言え、ビッグスクーターの特徴でもある利便性や快適性は、フロントタイヤの14インチ化やABSモデルの設定などからも失われていませんでした。
2013年の発売から、1本かされたフォルツァZと併売されていました。
表立ったマイナーチェンジは行われず、2016年でフォルツァZと同じく生産が終了しました。
ただ、タイ生産からわかる通り、グローバルモデルとして、海外ではフォルツァ300として販売が続けられていました。
Siの名前の由来は「Sports International」の頭文字でした。
【フォルツァSiの装備】
よりシンプルに利便性、快適性を求めた装備が採用されています。
シート下収納は約53L、フロントパネルには左右ひとつづつインナーボックスを装備しました。
また、視認性の高い、大型のメーターも採用し、どのシーンでも利便性があるモデルとなっています。
【フォルツァSiのパワーユニット】
ビッグスクーター向けに開発された、水冷4ストローク単気筒エンジンは、走りだしから高回転域までスムーズな出力を実現しています。低-中回転域ではレスポンスの良い走りとなっています。
環境性能や燃費性能の向上しました。