【ワルキューレツアラーの特徴】
ワルキューレツアラーは、1998年に登場したワルキューレのツアラーモデルです。
生産はワルキューレと同じくアメリカのHAM。エンジンやシャシーなどの基本構成はワルキューレと全く同じもので、GL1500ゴールドウィングベースの1500cc水平対向6気筒エンジンやアメリカンとしては初採用の倒立フォークなども共通でした。
■ツアラーモデルとしての装備
名前の通り、ロングツーリングに適した装備が搭載されたモデルとなりました。
主には大型のウインドウスクリーンの設置や車体カラーに合わせパニアケースの装着等、嬉しい快適装備が揃っていました。
■共通のエンジン・シャシー
ワルキューレと同様の基本構成としていたため、エンジンやシャシーは共通でした。1500cc水平対向6気筒エンジンは、ワルキューレと同じく1気筒1キャブの6連キャブが採用されています。
■ワルキューレとワルキューレツアラーの違い
ワルキューレとワルキューレツアラーの違いは、もちろんツアラーモデルの装備です。
ただ他にスペックの部分で違う部分があります。
全高がウインドウスクリーンの装着で、1185mmから1460mmへとアップ。車両重量もパニアケースなどの装備により、343kgから359kgへと16kg重くなりました。
車重の増加によって、燃費・満タン航続距離も若干のダウンとなりました。
【ワルキューレツアラーの装備】
ツアラー仕様として、大型のウインドウスクリーンと大容量パニアケースを装備し、長距離ツーリングでの快適性を向上させました。
【ワルキューレツアラーのパワーユニット】
ワルキューレと同じく、水平対向6気筒エンジンを採用し、GL1500では却下された6連キャブレターを採用しました。
【ワルキューレツアラーのシャシー】
こちらもワルキューレ同様に、アメリカンクルーザーとしては初めて採用された、倒立フォークを採用しました。安定した乗り心地があるため、路面追従性の高い倒立フォークを採用し、走行性能を向上させました。