【C650GTの特徴】
C650GTは2012年から日本市場で販売が開始された、650cc大型スクーターモデルです。
同時にC600スポーツも発売され、2種のラインナップとなりました。
C650GTは、BMWの初めてのスクーターモデルとして登場し、このモデルの成功から後に400ccモデルも登場する事となりました。
■市街地での走行を快適に
650ccの大型スクーターとして、もちろんロングツーリングも快適に走行できます。
スクーターとして必要不可欠なのは、市街地での快適性です。
日常生活に馴染む快適性が求められ、グリップヒーターやシートヒーター、電動調節のウインドスクリーンが採用されました。
また、安全な電子制御類も搭載され、4輪でメジャーとなっている、サイド・ビュー・アシストが搭載されています。
■ロングライドの快適性
650ccの大型排気量を持ち、ロングライドは大幅に快適となっています。
厚めのシートに加え、バックレストが腰を支えてくれる為、腰に負担がかかりやすいライディングポジションの欠点を相殺しています。
また、グリップヒーターやシートヒーターはロングツーリング時には嬉しいもので、ETC2.0車載器も標準装備としています。
■C650GTの歴史
2012年に発売したC650GTは、毎年のカラーチェンジを行い、生産を続けました。
2014年には、ラゲッジラックとトップケース、タンデム用のバックレストが装備されたSpecial Editionを発売しました。
2016年にマイナーチェンジを行い、エンジン出力を制御するASCを標準装備とし、CVTやクラッチを改良しました。
その後は2021年初頭にアナウンス無くひっそりと生産終了となりました。
【C650GTの装備】
2017年以降はETC車載器が標準装備となっており、グリップヒーターやシートヒーター等の快適装備が揃っています。
シート下の収納は、ヘルメットが2個入るほど大容量となっており、高い積載能力も誇ります。
2輪車では珍しいサイドビューアシストも搭載しています。
【C650GTのパワーユニット】
2016年のマイナーチェンジでCVTの見直しを行い、低速域から高速域までストレスない走行を楽しめるようになりました。
【C650GTのシャシー】
2016年に完全再設計したサスペンションは、安定性を損なうことなく、より上質なハンドリング性能を手に入れました。
また、不快な振動は全くなく、いつでも快適な走行ができます。