【CB1000Rの特徴】
ストリートファイタースタイルのハイパーネイキッドとして2000年代に登場しました。
主に欧州市場での販売でしたが、ネオレトロ人気の高まりをうけ、EICMA(ミラノショーでフルモデルチェンジ版が発表されました。
新モデルのCB1000Rはカフェレーサーテイストを取り入れ、2018年4月に日本で発売されました。
搭載エンジンはCBR1000RR用をネイキッド向けにセッティング。電子スロットルや4種類のライディングモードの設定、クイックシフター装備等スポーツマシンとしても充実の装備が設定されました。
2018年の日本市場導入の際、前年までの海外モデルから外観を含めたフルモデルチェンジが行われました。2017年モデルまではシンプルなネイキッドバイクで、タンクも丸みを帯びているデザインとなっていました。
2021年の欧州の環境規制への適合でヘッドライト・メーターパネルなどのマイナーチェンジも行われました。
2022年モデル、2023年モデルでは欧州でのみ設定のあったブラックのカラーをBlack Editionとして発売しています。
【CB1000Rの装備】
ヘッドライトを含む全ての灯火類がLED化。
スポーツ・スタンダード・レイン・ユーザーの4つの走行モードが設定されており、ユーザーモードは出力特性やスロットルレスポンス、トルクコントロール、エンジンブレーキが任意で選択可能となっています。
アップ/ダウン両方に対応のクイックシフターが装備。
2021年モデルからはシート下にUSBソケットも設置されています。
【CB1000Rのパワーユニット】
トルクフルなパワーフィールと高いコントロール特性の水冷DOHC直列4気筒エンジンです。豊かな低中速トルクの出力を追求しました。
エアクリーナーボックス・スロットルボディーで吸気抵抗低減と吸気効率アップを追求。
また、エキゾーストシステムは出力特性への貢献、ライダーの高揚感を高めるサウンドや高級感漂うデザインなどが特徴となっています。