【CB1300 Super ボルドール/E-Packageの特徴】
ベース車両のCB1300Super Fourに高速走行での安定性を求め、ハーフカウルを装備したモデルが「CB1300Super ボルドール」です。2005年からの販売となり、高速道路の2人乗り解禁と同タイミングでした。
2005年以来、CB1300Super Fourとともにマイナーチェンジやバリエーションの追加、特別仕様車の実装を繰り返してきました。2014年には6速ミッションの採用やハーフカウルの形状一新のマイナーチェンジが施されました。ETC車載器・グリップヒーター・専用インジケーターランプを装備したE-Packageも設定されました。
■CB1300SFとの差別化
CB1300SFとSBは常に同時ラインナップとなっています。エンジンや一部シャシーは共通となっています。
ただ、CB1300Super ボルドールはカウル付きモデルとしてだけではなく、SFには無い快適性能を多く装備しています。
カウリング部分の小物収納もその中のうちの一つです。
SBにあってSFには無いものを探すのも楽しみの一つなのかもしれません。
■CB1300Super ボルドールの歴史
2007年に車体カラーの変更やホイールカラーの変更、シート形状の変更を行い、1度目のマイナーチェンジとなりました。
2009年には2度目のマイナーチェンジを行いました。リアカウルのデザイン変更、LEDテールランプのデザイン変更、ハンドル形状を14mm手前、23mm上へと移動しました。
2014年の3度目のマイナーチェンジは、5速から6速ミッションへの変更やマフラー形状の変更など、かなり大きな仕様変更となりました。また、同時にCB1300SB E-Packageも新登場となりました。
2018年には厳しい平成28年度排ガス規制をクリアし、アシストスリッパ―クラッチなど装備面の追加もあったマイナーチェンジとなりました。
2021年には通算5度目のマイナーチェンジを行いました。電子制御スロットルの追加、3種類のライディングモードの追加、トラクションコントロールの追加などが主な変更点となりました。
2023年にはCB1000SFの発売から30周年のアニバーサリーモデルが発売となりました。
【CB1300Super Fourの系譜】
1992年 CB1000SF(SC30)
1998年 CB1300SF(SC40)
2003年 CB1300SF/SB(SC54)
2008年 CB1300SF/SB/ST(SC54中期)
2010年 CB1100(SC65)
2014年 CB1100/EX/RS(SC65後期)
2014年 CB1300SF/SB(SC54後期)
基本スペック
全長:2200mm
全幅:825mm
全高:1205mm
ホイールベース:1520mm
最低地上高:130mm
シート高:780mm
車両重量:272kg
燃料消費率(1)(km/L):28.0
燃料消費率(2)(km/L):17.2
排気量:1284cc
最高出力:113ps
最大トルク:112Nm
燃料タンク容量(L):21
燃料(種類):レギュラーガソリン
CB1300 Super ボルドールのカラーラインナップ
CB1300 Super ボルドール 2023年モデル
・デジタルシルバーメタリック
CB1300 Super ボルドール SP 2023年モデル
・パールホークスアイブルー
CB1300 Super ボルドール 30th Anniversary
・パールサンビームホワイト
中古車相場¥579.900~¥2.500.000
【CB1300 Super ボルドール/E-Packageの装備】
2014年のマイナーチェンジ以降ヘッドライトがLED化され、2017年以降はグリップヒーターも標準装備となっています。
2021年モデル以降は電子スロットルや3種類の走行モード・クルーズコントロール・トラクションコントロールの電子制御も備えました。
CB1300 Super ボルドール E-Package - ETC車載器・グリップヒーター・専用インジケーターランプを装備
CB1300 Super ボルドール SP – オーリンズ製サスペンション・ブレンボ製ブレーキを装備
【CB1300 Super ボルドール/E-Packageのパワーユニット】
PGM-FIの水冷4バルブDOHCインラインフォアのエンジン。スムーズで力強い走りを実現させるためにスロットルバイワイヤシステムで高い精度で制御しています。
また、集合の1本出しマフラーは重厚感のある低回転域、CBらしいサウンドの高回転域を生み出します。
バイク館HP CB1300 Super ボルドール/E-Package 在庫車両一覧
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