【CB223Sの特徴】
CB223SはSL230やFTR223、XL230などに搭載されている空冷単気筒エンジンを搭載しています。シンプルな構成で軽さの光るモデルとして、通勤通学で活躍しています。また、カスタムの幅も広く、多くのライダーに愛されている一台です。
当時排ガス規制をインジェクション化してクリアする車両も多かった中で、CB223Sはセッティングや触媒の採用などでクリアしていました。
インジェクション化の影響で、価格が高騰していた中で、キャブレターのまま登場のCB223S他社ライバル車両と比べても安価な価格設定となっていました。
■伝統的でシンプルなデザイン
低排気量の空冷CBの伝統的なスタイルを受け継いでいます。シンプルな構成で自分らしさをカスタムで表現することも可能です。シンプル・イズ・ベストが良く似合うスタイリングデザインになっています。
■時代に逆行したレトロな設定
SL230やFTR223などと同じ223ccの空冷エンジンは、キャブレターのまま登場しました。軽量・コンパクト・軽快感が重要視されました。シャシー系はCB223Sの個性に合わせて強化や設計変更もされており、過去車両をデザイン変更しただけのモデルではありませんでした。
■CB223Sの歴史
CB223Sは2008年の発売以来、カラーチェンジや値下げのみを行い、2016年をもって生産終了となりました。シンプルで特記すべき装備を持たないCB223Sですが、伝統的なスタイリングやシンプルなデザインが人気となり、8年と長いラインナップとなりました。
【CB223Sの装備】
シンプルで視認性の良いアナログタコメーターを採用し、インジケーターを別途配置しました。シートは足つき性能の向上を求めて、フラットシートを採用しました。
盗難防止機構も搭載し、強化ハンドルロック、強化キーシリンダーを採用しました。
【CB223Sのパワーユニット】
223cc空冷4ストローク単気筒エンジンは、街乗りでの扱いやすさを求めて、穏やかなスロットルレスポンスと特徴を備えました。
また、ワイドレシオの5速ミッションを採用し、伸びのある加速を可能としました。
【CB223Sのシャシー】
セミダブルクレードルフレームを採用した、王道仕様となっています。
しなやかさと高い剛性を合わせた専用設計となっており、ロードモデルとしてのハンドリング性能を誇ります。