【CB400SSの特徴】
CB400SSは2001年に空冷単気筒400ccのシンプルなバイクです。
車名のSSは「Standard Single」の頭文字をとったもので、バイクの基本の「き」ともいえるマシンです。
CB400SSのエンジンのルーツ以外にもオフロード競技専用モデルのXR400でした。1998年のCL400スクランブラーにもロード向け改良をし、採用となりました。
2001年の登場時はライバルモデルのヤマハSR400に対抗し、キック始動のみの設定でしたが、2003年以降はセルスタートも設定されました。
2001年の東京モーターショーに出展された、ロケットカウル付きのカスタムモデルが、2002年に100台限定のアーバンカフェとして発売されました。
2003年には、セルスターター装備のマイナーチェンジを受けました。同時にキックアームなどにメッキ加工を施しました。
2007年に受注期間限定カラーのSpecial Editionを発売し、翌年の排ガス規制をクリアせずに生産終了となりました。
【CB400SSの装備】
視認性の良い青の文字盤を使用したスピードメーターとタコメーターが採用されました。
盗難防止機構として、強化ハンドルロックや強化キーシリンダーなどを装備しました。
各種装備に関しても、数多くの装備があるわけではなく、これぞシンプルという構成となっています。
【CB400SSのパワーユニット】
前述のとおり、XR400をルーツとした空冷4ストローク単気筒エンジンとなっています。
バランサーを内蔵し、振動の低減をしていますが、単気筒特有の低回転の力強さや振動は失いませんでした。また、キックはオートデコンプ機構を採用しています。