【CBX250Sの特徴】
CBX250RSの2年後に発売されたのが、CBX250Sです。ただ、エンジンはSOHC空冷単気筒となっており、RFVCの採用以外は違うエンジンとなっていたため、直接的な後継機種とはなっていませんでした。
外観通り、CB250RSより14kgほど軽く、最高出力28ps、旋回性の高い16インチホイールの採用など、スポーツ性にも重きを置いたモデルとなりました。
販売当時は、VT250FやGB250クラブマンの登場によって、同じ250ccモデルが霞んでいました。CB250RSと共に日の目を見ることなく、生産終了となり、このモデルをもってCBXシリーズが幕引きとなりました。
【CBX250Sの装備】
フロントタイヤに16インチホイールを採用するなど、扱いやすい操作性となっています。
またカウリングの装着によってスポーツ走行の能力も向上しました。
【CBX250Sのパワーユニット】
XLR250Rに搭載されていた、空冷SOHCエンジンをキック式からセルスタート式に変更するなど、CBX250S用にチューニングをし、走行性能や燃費性能を向上させたエンジンとなっています。