【GB250クラブマンの特徴】
1983年から1997年までの約13年間の間、数度のマイナーチェンジを受けながら生産され続けた人気バイクがGB250クラブマンです。
GB250クラブマンは、1960年代のレーサーのような伝統的なスタイルの空冷単気筒モデルとなりました。空冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを採用しており、最高出力30psを達成。また、リッター58kmの高燃費も両立していました。
初登場の約4年後の1987年には左右2本出しのマフラーから1本出しタイプに変更しました。またキャブレターの変更も行い、1度目のマイナーチェンジとなりました。
翌年の1988年には2度目のマイナーチェンジを行い、ハンドルを少し絞るなどの変更が加えられました。
また翌年の1989年には、燃料タンクの形状変更やメンテナンスフリーバッテリーの採用などのマイナーチェンジとなりました。
1995年のマイナーチェンジでは、前後フェンダーをメッキ仕上げ変更、ハンドルもコンチネンタルハンドルが採用されました。
1996年と1997年にカラーチェンジを行い、約14年の歴史に幕を閉じました。
生産終了から年数のたった現在でも、女性を中心に人気が続いています。
【GB250クラブマンの装備】
GB250クラブマンは特筆すべき装備はほとんどないほどシンプルな設計となっています。
これは、現在にも受け継がれていますが、オーナーの手で競うのカタチにしてほしいといった、開発者の思いが込められているためです。
その結果、多くのカスタムされたGB250クラブマンが生まれ、現在も多くはないですが、カスタムGB250クラブマンが人気を博しています。
【GB250クラブマンのパワーユニット】
空冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンは、半球型の燃焼室を持つRFVCシステムの採用、放射状に配置された4本のバルブ、高回転域の強いDOHCが設定されました。