【Ninja250R/ニンジャ250Rの特徴】
ニンジャ250Rは2008年に登場した、250ccフルカウルスポーツモデルです。生産はタイとなっており、東南アジアや世界市場をメインに販売していました。
2008年は排ガス規制の影響で、生産終了となるモデルも多くありましたが、ニンジャ250Rは50万を切る車体価格と軽量で取り回しのしやすい特性から、エントリーモデルとしても大ヒットし、世界累計20万台を突破する2000年代を代表するバイクとなりました。
■GPZ250Rから続くエンジン
先代となるZZR250のエンジンをベースとして、排ガス規制対応の為にキャタライザーの装備やフューエルインジェクション化を行いました。また、シリンダーヘッド周りなど多くの点が改良されての製品化となりました。
このエンジンは、GPZ250Rから続く息の長いエンジンとなっています。
■ニンジャ250Rの歴史
ニンジャ250Rは2008年の登場後、毎年のカラーチェンジとSpecial Editionの発売を行いました。
モデルヒストリー中にマイナーチェンジは行わず、2012年まで販売が続けられました。
2013年には後継機種のニンジャ250にバトンタッチする形でフルモデルチェンジを行いました。
【Ninja250R/ニンジャ250Rの系譜】
1990年 ZZR250(前期)
2002年 ZZR250(後期)
2008年 Ninja250R
2013年 Ninja250/300(EX250L)
2013年 Z250/Z300
2018年 Ninja250(EX250P)
【Ninja250R/ニンジャ250Rの基本スペック】
型式:JBK-EX250K
全長:2085mm
全幅:715mm
全高:1110mm
ホイールベース:1400mm
最低地上高:130mm
シート高:775mm
車両重量:168kg
乗車定員:2名
燃料消費率(1)(km/L):40.0
エンジン型式:EX250KE
エンジン種類:水冷4ストローク2気筒エンジン
排気量:248cc
圧縮比:11.6
最高出力:31ps
最大トルク:21Nm
燃料供給方式:フューエルインジェクション
燃料タンク容量(L):17L
燃料(種類):レギュラーガソリン
バッテリーサイズ:YTX9-BS
タイヤサイズ(前):110/70-17
タイヤサイズ(後):130/70-17
ブレーキ形式(前):油圧式ディスク
ブレーキ形式(後):油圧式ディスク
Ninja250R/ニンジャ250Rのカラーラインナップ
・メタリックスパークブラック
・パッションレッド
・ライムグリーン
など
Ninja250R/ニンジャ250Rの中古車相場\165,800~\490,000
【Ninja250R/ニンジャ250Rの装備】
メーターはタコメーターと速度計、燃料計のシンプルな3連メーターとなっています。
ハンドルはセパレートタイプですが、アップライトなポジションで、スポーティなライディングポジションというよりは、ツアラーのようなポジションとなっていました。
【Ninja250R/ニンジャ250Rのパワーユニット】
ZZR250ベースの水冷パラツインエンジンは、低回転域から高回転域までスムーズに吹け上がり、低-中回転域では力強く、高回転域は6000回転を超えても伸びやかなパワーを発揮します。
【Ninja250R/ニンジャ250Rのシャシー】
フレームはGPZ250Rと瓜二つのダイヤモンドスチールフレームを採用し、ニンジャの系譜を示しています。フロントサスペンションは正立フォークで、ビギナーでも扱いやすいハンドリング性能となっています。
バイク館HP Ninja250R/ニンジャ250R 在庫車両一覧
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