【PCX150の特徴】
PCX150は2010年の3月にPCX125をベースに軽二輪クラスとして開発されました。
ツーリングなどでの利便性を求め、125ベースの取り回しのしやすいコンパクトな車体、アイドリングストップ、前後連動のコンビブレーキなどを採用し、高速道路なども利用できる排気量クラスとなりました。生産もタイ工場で行われ、購入しやすい価格設定となりました。
2014年にはフルモデルチェンジが行われ、ヘッドライト・テールランプ・ウィンカーなど全灯火類がLEDに変更になりました。また、燃料タンク容量も、初期型の5.9Lから8Lへと増やし、航続距離も伸ばしました。このモデルチェンジから生産がベトナム工場へと変更となりました。
2016年には外観のウィンドウスクリーン付近とリアカウルに赤のラインが入ったSpecial Editionも発売されました。
2018年には外観の一新など再びフルモデルチェンジを行いました。このモデルチェンジでは、フレーム刷新による剛性の向上、タイヤサイズがフロント100/80-14、リア120/70-14へと変更となりました。
2021年のフルモデルチェンジにて排気量を149ccから156ccに変更し、車名をPCX160に変更しました。
【PCX150の装備】
2014年のモデルチェンジ以降、全灯火類はLED、2018年以降はスマートキーの採用、フロントパネル左のボックスに電源ユニットを装備しました。
また、初登場時からアイドリングストップや前後連動のコンビブレーキの装備等、安全面にも十分配慮されています。
【PCX150のパワーユニット】
街中からツーリングまでストレスなのない走行をするために、低速域での力強さや低-中回転域でのトルクの向上を実現しました。また、各路面での扱いやすさを目指し、吸排気系を最適化しました。
また、アイドリングストップを搭載し、高い環境性能を実現しました。