【SP125の特徴】
CB125の後継機種として、インドホンダから欧州向けに生産されているのがSP125です。PCXなどで採用されている、eSPエンジンを採用しています。通常ATミッション車に搭載されていますが、欧州の厳しい排ガス規制などに対抗するべく、MTミッションながら搭載が決まりました。
■ロングストローク化によって燃費効率向上
また、50.0×63.1とGROMと同じくロングストロークとなっており、燃費効率にも優れています。また、ロングストロークながら最高出力10.9psを実現させました。
■幅広い層が楽しめる装備
シート高も790mmと高くなく、初心者ライダーのエントリーモデルから、ベテランライダーの遊びバイクとして迄、とても幅広い層から支持されています。
燃費も6~70km/L(推定)となっているので、通勤通学としても快適に使えるモデルです。
■バイク館での輸入販売
バイク館でも輸入販売しており、安価で快適な通勤用のMTミッションモデルエントリーモデルとして、現在供給不足な国内125ccクラスに代わって人気となっています。
【SP125の系譜】
国内で小型自動二輪免許の教習車として使われている、五羊本田のCB125Fのが前身となっています。2021年にモデルチェンジされたCB125FはSP125と同様に欧州で販売されています。
【SP125の装備】
視認性の良いデジタルメーターを装備。シンプルなレイアウトながら、ギアポジションの表示や燃料計、時計など必要情報が詰め込まれたメーターとなっています。
リターン式ミッションながら、シーソーペダルの装着しており、ギアチェンジの操作性も高いです。
標準装備のサリーガードもサイドバックサポートして活用できます。
【SP125のパワーユニット】
スクーターでは一般的なeSPエンジンを搭載することで、欧州ユーロ6相当のインドの排ガス規制BS6に対応する環境性能の高さとなっています。
また、ボアストローク比が50.0×63.1mmのロングストロークとなっていることで、燃費効率も向上しています。また、ロングストロークながら、最高出力も10.9psと125ccクラスでは高出力となっており、街乗り通勤からツーリングまでこなせるマシンとなっています。
【SP125のシャシー】
正立フォークの採用で、軽量かつ扱いやすいマシンとなっています。前後タイヤは18インチと直進安定性が向上しており、フロントのディスクブレーキにはABSも装着するなど、安全性にも考慮されています。また、前後コンビブレーキも採用されており、125ccクラスとしては、安価でクオリティの高い一台となっています。