【VFR800Xの特徴】
2014年12月に発売された、街乗りからロングツーリングまで余裕を持ち楽しめる、クロスオーバースタイルのアドベンチャーバイクがVTR800Xです。
フルカウルモデルのVFR800Fとエンジン・フレームは共通ですが、コンセプトの「タフさと洗練の融合」としてサスペンションのストローク量がアップし、快適になっています。
車両サイズは1000ccクラスに匹敵し、アドベンチャーの名前通り快適な乗り味になっています。
海外では2011年から「Crossrunner」という名前で発売されました。
発売から約4年後の2018年には、平成28年排ガス規制をクリア。手動の5段階調整ウィンドウスクリーンの装備やアクセサリーソケットの標準装備など、フルモデルチェンジを行いました。
2019年にカラーチェンジを行い、2022年まで継続生産されました。
2022年10月の平成32年排ガス規制の切り替えをもって、生産終了となりました。
【VFR800Xの装備】
トラクションコントロールなどの電子制御はもちろん、2019年からETC2.0が標準装備となっています。
フルデジタルのメーターは主要表示のほかにギアポジション、グリップヒーターの温度段階等も表示できます。
【VFR800Xのパワーユニット】
ホンダといばのV型4気筒エンジン+HYPER VTECを搭載。
回転数に応じてバルブ数を切り替える制御構造で各回転域での理想のフィーリングとなっています。
環境性能も排ガス再燃焼システムを使用し、有害物質の低減を実現しています。