【Z900RS/Z900RS CAFEの特徴】
Z900RSは2017年12月に発売した、Z1オマージュのレトロスポーツネイキッドです。
2017年当時、海外専用モデルとして販売していたZ900をベースに開発されました。
発売時には「火の玉カラー」、2020年モデルでは「タイガーカラー」、2022年には「火の玉カラー」でZ1同様サイドエンブレムやレトログラブバーを装備した、Zシリーズ50周年記念仕様も発売しました。
2018年3月には、カフェレーサースタイルのZ900RS CAFÉも発売しました。カフェレーサーの名前の通り、レトロなビキニカウルの装着や専用設計のシートを採用するモデルとなっています。
■登場から一度も譲らない年間売上トップ
Z900RSは2017年の登場から、大人気となりました。Z1をイメージさせる車体には、多くのZ1風カスタムキットも発売され、旧車ブームの火付けに一役買いました。
2018年の年間売上台数は、2022年現在まで常にトップとなっています。
カワサキの大型バイク代表だけではなく、業界全体での大型バイクの代表ともなりました。
■初代日本バイクオブザイヤー受賞
2018年から始まった日本バイクオブザイヤーの初代表彰バイクがZ900RSです。
年間売上台数のトップだけではなく、その年の日本メーカーのベストバイクとして表彰されることが、このバイクの人気ぶりを表しています。
■Z900RSの歴史
Z900RSは2017年の登場以降、毎年のカラーチェンジを行っています。
2018年にはカフェレーサースタイルのZ900RS CAFÉが登場しました。
2022年にはZシリーズ50周年記念特別仕様車として、50th Anniversaryを台数限定で発売しました。
2023年には排ガス規制に対応するマイナーチェンジを行い、型式を8BLとしています。
【Z900RS/Z900RS CAFEの系譜】
1973年 750RS
1976年 Z750FOUR
1979年 Z750FX
1982年 Z750GP
2004年 Z750/S
2011年 Z750R
2012年 Z800
2017年 Z900
2017年 Z900RS
【Z900RS/Z900RS CAFEの基本スペック】
型式:8BL-ZR900K
全長:2100mm
全幅:865mm
全高:1150mm
ホイールベース:1470mm
最低地上高:130mm
シート高:800mm
車両重量:215kg
乗車定員:2名
燃料消費率(1)(km/L):28.5
エンジン型式:ZR900BE
エンジン種類:水冷4ストローク4気筒
排気量:948cc
圧縮比:10.8
最高出力:111ps
最大トルク:98Nm
燃料供給方式:フューエルインジェクション
燃料タンク容量(L):17
燃料(種類):ハイオクガソリン
バッテリーサイズ:YTX9-BS
タイヤサイズ(前):120/70ZR17
タイヤサイズ(後):180/55ZR17
ブレーキ形式(前):油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後):油圧式ディスク
Z900RS/Z900RS CAFEのカラーラインナップ
・メタリックディアブロブラック
・キャンディトーンブルー
・キャンディトーングリーン
・キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ
Z900RS/Z900RS CAFEの中古車相場\1,221,000~\7,490,000
【Z900RS/Z900RS CAFEの装備】
全灯火類LEDとETC2.0車載器、ヘルメットホルダーを標準装備としています。
メーターはアナログ指針式のタコメーターと速度計を採用し、レトロ感を演出しています。また、メーター中央には液晶パネルを設置しており、燃料計やギアポジションなどがデジタルで表示されます。
【Z900RS/Z900RS CAFEのパワーユニット】
Z900ベースのエンジンは、低中速域での扱いやすさを求めるために、圧縮比を落としています。その結果、パワーと扱いやすさを高次元でバランスし、街乗りからワインディングまで快適で軽快な走行を楽しめます。
【Z900RS/Z900RS CAFEのシャシー】
フレームは軽量なトレリスフレームを採用し、驚くほど軽量な車体となっています。また、剛性も最適化されており、軽快かつスムーズなハンドリング性能を発揮します。
サスペンションも最適化されており、スポーティな走行性能に貢献しています。
バイク館HP Z900RS/Z900RS CAFE 在庫車両一覧
https://www.bikekan.jp/Z900RS